『余命10年』を見てきたので簡単にレビューしていきたいと思います。
皆さんが気になる所である「最後の意味」についてもしっかり触れていきますので、良ければ最後まで見ていって下さい!
それでは目次です。
あらすじ
20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉。
生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。
同窓会で再会した2人は惹かれあい、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す。
思い出の数だけ失われていく時間――彼らが最後に選んだ道とは?
キャスト
病名は何?
主人公である高林茉莉の病名は肺動脈性肺高血圧症と言う声があります。
肺動脈性肺高血圧症とは
心臓から肺に血液を送るための血管を「肺動脈」といいます。 この肺動脈の圧力(血圧)が異常に上昇するのが「肺動脈性 肺高血圧 症(PAH)」です。 肺動脈の圧力が上昇する理由は、肺の細い血管が異常に狭くなり、また硬くなるために、血液の流れが悪くなるからです。
最後の意味
ここが皆さん一番気になる部分かと思います。
ただ、注意して欲しいのが、ここから話すのは私の「主観」が含まれるます。
そのため、「へぇ〜そういう意見もあるんだ〜」程度で見てもらえると助かります。
ラストは和人が、茉莉が一緒に笑い合う幻想を眺めているシーンです。
ここで大切なのは、茉莉は死んでしまったということ。
そして「茉莉と和人が愛し合った」という事実ですね。
「そんなことわかってるよ!」と言われそうですが待って下さい笑
茉莉が劇中で小説を書いています。
つまり、小説中では多くの人の心の中に2人のストーリーが生き続ける、みたいな解釈をしました。
感想
私自身この作品は原作も読んでるのですが所々というか割と内容が変わっている部分があります。
こういうことを言うと嫌なやつと思われそうですが個人的には原作の方が好きだったな〜とか思ってしまいます。
勿論映画も素敵でしたが「ここで涙を流してね」と言われている気がしてしまい泣けませんでした。ただ良い作品だとは思いますし私のような、なぞの反骨精神のある人以外は楽しめる作品だと思います!
死ぬ準備はできた
「死ぬ準備はできた。だからあとは精一杯生きてみるよ」というのは、茉莉の心の声です。
『余命10年』の最初の刊行は2007年。
それから10年目の2月、著者は文庫化への編集を終えるも発売を待つことなくこの世を去りました。
作品はフィクションですが、小説とリンクしますね。
とにかく原作もオススメです。
気になる人は是非一度チェックしてみて下さい。